


(1) 熱による損傷(ドライヤー、アイロン、ホットカーラーの熱)
過度の熱は髪には強敵。髪そのものを変形させてしまいます。髪の変質は約110℃から始まります。ドライヤーの温風は120℃になるものもあり、吹き出し口ではさらに熱くなる可能性があります。毎日使うドライヤーだから、使い方次第ではダメージのメイン要素にもなります。
※濡れている場合は、毛先より地肌から乾かすようにしましょう。
濡れているのにブラシ等で強くブラッシングするとキューティクルが損傷する場合が
あります。優しく手でほぐしながら乾かすことがポイントです。
※同じ部分に温風を当てすぎないように、髪が熱くかんじたら要注意。冷風と温風を
うまく使い分けましょう。 必ず熱からの保護する効果のあるケア剤を使いましょう。
また、15cm以上は必ず離してドライヤーすることをオススメします。

(2)ブラッシングによる損傷(無理なブラッシング、コーミングなど)
何らかの原因でキューティクルがはがれるとそこから傷みが次第に広がってきます。
この部分にブラシやコームの摩擦が加わるとさらに損傷が広がります。特にドライヤーなどの熱と組み合わさってさらに損傷が大きくになる場合があるので必ずローション
などのケア剤を使いましょう。

(3)紫外線による損傷
太陽光線に含まれる波長の短い紫外線を受けると、ケラチンタンパクの変成を引き起こしたり、メラニンの分解が起こります。特に紫外線の強くなる季節や外にいる時間が多いときは、髪用のUVケア剤を使用することがポイントです。
過度のブリーチ、パーマ、ヘアカラーは、髪に負担をかけます。これらの薬剤ばかりでなく、光(太陽の紫外線)・熱(ドライヤーなど)によってさらに促進されます。美容室でブリーチ、パーマ、ヘアカラーをしたら、タンパク質を補充したり、pHコントロール効果のあるヘアケアでしっかりケアしましょう。

(4)髪の汚れ
頭皮からの分泌物である汗、皮脂、フケなどと、外部から付着するゴミやホコリなどが
あります。髪が汚れると、ベタつきを起こし、頭皮の新陳代謝を妨げ、髪の生育を阻害するなど、傷む原因になります。脱脂力の強すぎるシャンプーは必要な皮脂膜まで落としてしまい、シャンプーの方法が悪いと汚れが完全に落ちなかったりすることがあります。自分の髪質にあったシャンプーを使うことと正しい洗髪方法を心がけることが必要です。

(5)pHバランスも傷む要因
キューティクルはpHで開閉する性質があり、pHバランスを保てないと、このように、
キューティクルが開き、こすれあうことではがれてしまい傷む要因となります。
(pHバランス=4.5〜5.5)

毛髪は、肉眼ではこのように見えないので、つい無理な事をしてしまいますが、
実際見ていただいた画像の毛髪よりも損傷しているかもしれません。